トニイ・ヒラーマン 死者の舞踏場

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ウエスタンブーツ/カウボーイブーツ好きの僕は実はミステリー小説、それも海外ミステリーも大好きでよく読むのですが、カウボーイブーツ好きが影響してか、このトニイ・ヒラーマンの小説には以前からはまっています。
 ネイティブアメリカン、ナヴァホ族の保留地におけるナヴァホ族警察の物語で、主な主人公はリープホーンという警部補。
 後には、ジム・チーという警官も別シリーズで登場し、さらにその後にはこの二人の別々の主人公が同時に登場するシリーズとして展開していきます。

 物語は保留地内でおきた事件をナヴァホ族独自の手法、例えば、地面に残った足跡を正確に見分けて、犯人の行動を分析したり、ナヴァホとズニ族の風習の違いなど生まれる保留地警察間での軋轢などが語られています。こんなふうに書くと、マニアチックな小説みたいですが、ストーリー自体がすごく面白いので引き込まれますよ。

 この小説で僕が特に魅かれるのは、主に白人世界を中心に語られてきたアメリカ、僕が子供の頃に見た西部劇とはひと味違った、現在のリアルなネイティブアメリカンの姿と伝統的な習慣、そして大好きなウエスタンブーツを日常に履いている登場人物達の生活です。自然描写も巧みなので、思わず自分のウエスタンブーツに足を入れてアウトドア生活に飛び出したくなるはず!

 この『死者の舞踏場』原題Dance Hall of the Dead は1973年に発表された初期の小説で、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞を受賞しているそうです。
 特にナヴァホとズニという部族の違いがはっきりと語られており、日頃はジュエリーでの製作方法の違いくらいでしか認識していなかった、部族というものがほんのすこし見えてくる気がします。
 僕はハヤカワ文庫のミステリアス・プレス版で発行された1995年に読みました。
 後にもシリーズがたくさん出ていますので、ご紹介させていただきますね。


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この記事へのコメント

さてい
2006年11月01日 21:06
遅く成りましたwやっとB○○K・○FFにてトニイ・ヒラーマンを見つけました。やっと見つけた「死者の舞踏場」空いた時間にこれから読むのが愉しみですW
しずき
2006年11月02日 00:21
死者の舞踏場は面白いですよ。もちろん読み物なので好き嫌いがありますから、嗜好の押しつけではありませんけれど。
さていさんが少しでも良い時間を過ごされるとうれしいです。